ロンドンから車で約3時間で行けるジュラシックコースト!
日帰りでも行けますが、エクセター(Exeter)やスワネージ(Swanage)まで足をのばしてセットで観光するのもおすすめです。
今回は、ロンドンからの日帰り旅で回った場所をご紹介します!
ジュラシックコースト(Jurassic Coast)ってなに?
ジュラシックコーストは、イギリス海峡に面した海岸。その距離は、デヴォン州東部のエクスマス(Exmouth)からドーセット州東部のスワネッジ(Swanage)の約153㎞にわたる。
「ドーセット及び東デヴォン海岸」の名称で2001年に世界遺産に登録されています。
中生代 〜三畳紀・ジュラ紀・白亜紀〜の地層が存在していて、恐竜の化石も発見されている。
現在では、アンモナイトなどの化石が手軽に採掘できるロマンあふれる場所として有名なスポット!
▲地図のピンからピン(黄色)までがジュラシックコーストと呼ばれる海岸です。
ジュラシックコーストの見どころ
ジュラシックコーストと一言で言っても、153kmもあると一体どこを回ったら良いのか…
今回は日帰り旅で訪れた場所(夏)をご紹介します。
ダードルドア(Durdle Door)
「ジュラシックコースト」の象徴といえばこの場所!恐竜が海の中に頭を突っ込んでいるように見えます。
夏の海は透き通っていて、ビーチは多くの人で賑わいます。正直、イギリスでこんなに綺麗な海が見られるとは思っていませんでした。行くなら夏の時期が絶対にオススメです!
駐車場に車を止めてから、フットパスを15〜20分程度歩くとようやくたどり着きます。
帰り道は上り坂になるので、結構疲れます。石がゴロゴロしているので、スニーカーで行くのがおすすめです。
ビーチでは日光浴をする人やSUPしてる人もいて、イギリスの短い夏を楽しんでいる様子でした。
化石採集も楽しいですが、ゆっくり時間をとってビーチでのんびりするのもいいなと思いました。
チャーマス・ビーチ(Charmouth Beach)
ジュラシックコーストへ来た最大の目的!ズバリ、化石掘りができる場所です。
他にも化石掘りできる場所はありますが、アクセス上こちらに来ました。簡単に化石が見つけられる場所として有名です。
化石掘りに最適なのは干潮の時間帯!
Charmouth Heritage Coast Centreのホームページで干潮の時間(Tide Time)を調べて、その時間めがけて出発しました。
化石掘りに持って行くと便利なグッズ
・スコップ or 鍬(くわ)
・トンカチ
・ウォーターシューズ or ビーチサンダル
・シート
石を割ったときに、小さな破片が飛ぶのでゴーグルがあると安全です。
意外にも化石採掘をする人はあまりいなくて、手探りで採掘を始めました。
地層のところまで歩いていき、海辺の石をひたすら掘って、割って、進みました。
採掘のルールはひとつだけ。
アンモナイトの化石が簡単に見つかると思っていましたが、意外に手こずってほぼ収穫ゼロ。
1時間くらいねばって、ようやくアンモナイトの形跡を発見!
アンモナイトの化石は見つけることができませんでした…残念。
化石を掘り当てられなかったかたは、Charmouth Heritage Coast Centreで購入もできるらしいので安心してください!(私たちが採集を終えた頃には閉まっていました。笑)
Olympic Rings Stone Sculpture
2012年ロンドンオリンピックのセーリング会場になった場所。五輪マークの石像があります。
この陸繋島はポートランド島といって、ここで採れる石は「ポートランド石」といいます。ロンドンにあるセントポール大聖堂は、このポートランド石で造られているらしい!
白い砂で繋がっているように見えるこの地形は「砂洲(さす)」です。
〜砂洲(さす)〜
Weblio辞書
海岸線をやや離れて、海側に細長く砂礫(されき)が堆積(たいせき)してできた地形
珍しい景色が見られる場所なので、ウェーマス(Weymouth)に行く機会があれば立ち寄るのもおすすめです。