「夫が駐在になったけど、私は仕事をどうしたら良いだろうか?」
そんな悩みを抱える方はたくさんいると思います。
「駐在妻」って聞こえは良いけれど、これまでのキャリアを中断して海外についていくのも覚悟のいること・・・
私自身は、勤めていた会社に「配偶者海外転勤休職制度」という制度があったため、それを使って渡英してきました。ありがたい制度ではありましたが、休職を決断したあとも悩みがあったことは事実です。
これまでの経験をもとに、休職することのメリットとデメリットを解説したいと思います。
配偶者海外転勤休職ってどんな制度?
その名の通り、配偶者の海外赴任に帯同するために休職できる制度です。
制度の名称や規定内容は企業によって異なりますが、大体は以下のような内容になっているようです。
私の場合は、最大2年間の休職が認められました。
女性活躍推進や働き方の多様化から、このような制度を導入している企業が増えてきているようですが、まだまだ数は少なく、周りに同じ境遇の人がいなかったため全てが手探りの状態でスタートしました。
配偶者海外転勤休職-メリット
②休職期間中も厚生年金に加入するため、将来の年金受給額が少し多い
配偶者海外転勤休職-デメリット
②現地での医療費は、ほぼ自己負担となる場合が多い
③配偶者の扶養家族に該当しないため、配偶者の勤務先からサポートを受けられないことがある
(休職前のハナシ)
社会保険料が算定される4-6月は目指せ残業ゼロ!
これから支払う社会保険料を少しでも少なくしたくて、
等級を低くする努力をしました。w
医療英語でのコミュニケーションも難しそう…
そのようなワケもあって、日系の病院(=民間の病院)に行くわけですが、そうなると医療費はかなり高額!!駐在員とその扶養家族は勤務先の会社が費用を負担してくれることも多いようですが、「休職中は扶養家族に該当しない(全額自己負担)」というのが悲しい現実です。
「退職」という選択肢
ここまで「休職」について解説してきましたが、もちろん制度がない場合は「退職」せざるを得ませんよね。ただ、退職にもメリットはあると思います!取得するビザの種類にもよりますが、海外で働くという選択肢が無いわけではありません。
実際、私は休職のデメリットのほうを強く感じるようになってしまい、休職から一年経って退職を決断しました。(退職を決断した理由はまた別で投稿しようと思います。)
「再雇用制度」を導入している企業も増えているみたいなので、一度確認してみるのもアリかもしれません。経験者の声で会社も新制度の立ち上げに動き出すかも・・!!
どうかあなたの選択が、ベストな選択となりますように。