日本から海外へ赴任するご家族向けに、各航空会社が”赴任サービス”を提供しているのはご存知ですか?
今回はANAとJALのサービスを比較しますが、どちらの航空会社も、赴任時に利用する路線・運賃・クラスに応じたポイントを様々な商品に交換できるサービスを展開しています。
具体的にどんなサービスを受けられるのか、早速見て行きましょう!
ANA(全日空):赴任コンポ
ベーシックコンポ
●超過手荷物料金一部免除サービス(通常の手荷物許容量に加えて無料で2個!預け可能)
●海外赴任ファミリーサポート(空港での案内サービス)
サービスコンポ
赴任時に利用する路線、運賃、クラスに応じたポイントを様々な商品に交換可能!(ポイントは同行家族の分も合算可能)
●超過手荷物料金免除の追加
●ハイヤーサービス
●ホテル前泊サービス
●国内配送ギフト
●ANA空港宅配サービス
●スーツケース(大)
●トラベルコンバーター
●耳式体温計
●和柄てぬぐい
●予防接種証明(英語)
●母子手帳英訳
ボーナスマイル特典
赴任時のフライトマイルがANAマイレージクラブの口座に積算されている場合、「赴任コンポ」初めての利用で一人につき5,000マイルもらえる!(同行家族も対象)
JAL(日本航空):JAL赴任プラン
ポイントサービスメニュー
赴任時に利用する路線、運賃、クラスに応じたポイントを様々な商品に交換可能!(ポイントは同行家族の分も合算可能)
●ご赴任前のこだわりグルメ
●予防接種証明書、母子手帳、診断書英訳サービス
●らくらく 快適お迎えサービス
●ホテル前泊サービス
●空港宅配サービス
●追加超過手荷物無料サービス
●JALクーポン
超過手荷物料金一部免除サービス
通常の手荷物許容量に追加して、一人につき2個の手荷物を無料で預け可能。
赴任フライトボーナスマイル
日本発JAL国際線に対象運賃にて搭乗のうえ、JALマイレージバンクにフライトマイルを積算すると、1名(本会員・家族会員)につき5,000マイルが加算される
ANAとJALのサービス比較
超過手荷物料金の一部免除サービス、ボーナスマイル特典は両社同内容で提供していますが、ポイント交換できる商品の数はANAの方がバリエーション豊かでしたね!
ポイント数設定の差
比較してみて大きく異なったのは、各路線・クラスに応じたポイント数です。
※2022年8月現在のポイント数チャートに沿って算出しています。
ANA → 21点
JAL → 50ポイント
手数料の有無
ANA → 入会費、手数料なし
JAL →
●JALファミリークラブ入会時、初回登録手数料1,000マイル
●入会後、新たに家族会員を追加する場合は一回の申請につき1,000マイル
※ただし、本会員の海外赴任前に日本において家族追加手続きをした場合には、家族会員追加手数料は無料
●入会後5年毎に、更新料として家族合算のマイルから自動的に1,000マイルを引き落とし
※引き落としができなかった場合は自動的に退会
JALはポイント設定値が高い一方で手数料も発生するってことですね!
JALカード会員であれば、ボーナスマイルに加えてさらに1,000マイルのプレゼントがあるから、手数料が引かれたとして5,000マイルはゲットできます。JALファミリークラブには帰任サービスもあるし、海外生活を始めるご家族には優しいプログラムですね。
まとめ
●ANA、JALの赴任サービス内容はそれほど差がない
●ANAはポイント交換できる商品のバリエーションが豊か
●JALは利用路線、クラスに応じたポイント設定値が高い
●手数料の有無で相違がある
今回久しぶりに各航空会社のサービスページを見ましたが、一年前とは商品のラインナップも変わっているようです。当時、私はJALを利用して、ポイント交換で変圧器をゲットしましたが、今現在そんな商品はありませんでした。
想像するに、パンデミックを経てサービスの縮小があったのかなと思います。それでも、「無料」でこのようなサービスを提供している日本の航空会社は本当に素晴らしい!!ありがたいです。
ANA(赴任コンポ):https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/afs/compo.html
JAL(赴任プラン):https://www.jal.co.jp/fplan/