妊娠発覚後、英国で出産するか日本で出産するか決めかねるなか、とりあえず母子手帳を取り寄せることにしてみました!
日本では住民登録をしている市区町村の役所に届出すると母子手帳がもらえるみたいですね。
・・そもそも、日本に住民登録のない身分で日本の母子手帳が手に入るのでしょうか?
在英国日本大使館に申請
大使館のホームページを検索すると申請方法が出てきます。
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/boshi_techo.html
コロナウイルス感染拡大の影響を受け、現在はPDFをダウンロードする方式となっています。外務省のホームページにも案内がありました。
つまり、自分でPDFをプリントアウトして冊子にするってこと?^^;
ですが、在英国日本大使館のページをよく読んでみると、一定の条件を満たす場合は母子手帳を入手できるみたいです。
- 現在、ご自身または配偶者が妊娠している
- 20歳以下のお子様がいらっしゃる方
「在庫がなくなり次第配布は終了」という注意書きがありましたが、私はこの条件に該当したので、ひとまず入手方法の案内に沿って申請してみることにしました。
1. 返信用封筒を用意
配布される母子手帳はA5サイズと少し大きめ。A5サイズが入る封筒を用意する必要があります。
2. Royal Mailを使って大使館にレター発送
大使館の案内に「※返信用封筒にはバーコード付の切手を貼付ください。」という注釈があったので、返送時の費用は申請者負担になるということです。
領事館宛のレターは£1.05、返信用レターは£1.65で作成することができました。(Royal Mailを利用)
オンライン上で決済が完了すると、ラベル(バーコード付き)が発行されるので封筒に貼り付けて、ポストに投函!
3. 数日後に母子手帳到着!
領事館宛のレターをポスト投函してから2〜3日後、母子手帳が自宅に届きました!早い!!
どんな母子手帳が届く?
届いた母子手帳はコチラ↓↓↓
妊娠期から20年をつづることができる母子手帳!
A5サイズで5mmくらいの分厚さがあります。ビニールカバーは付いていません。
購入も可能
「20年をつづる母子健康手帳」は風間書房で購入も可能です。
(母子手帳+送料 税込730円 ※海外発送不可)
他にも、日本語と外国語(英語・スペイン語)が併記された母子手帳を販売している会社もあります。
これから海外赴任が決まっている方は、外国語併記の母子手帳を持っていると、何かと便利かもしれませんね!
日系プライベート病院でもらえるケースも
妊娠検査薬で陽性が出たあと、私は日系プライベート病院を受診しました。
先生によると、以前は病院でも同様の母子手帳を配布していたそうです!(もう在庫がないので配布できないと言われました++)
病院でもらえればお金もかからないし、面倒な申請も不要なのでいいですよね〜
さいごに
その後、私はイギリス(ロンドン)で出産をすることに決めたので、結局・・今回もらった日本の母子手帳は出番なし。
妊婦健診が始まるタイミングで、日系プライベート病院から他のプライベート病院に変わったことも、使わなかった理由のひとつです。日本に里帰りするまでの妊婦健診を日系プライベート病院で受診する場合には、日本の母子手帳が活躍するんだろうと思います!
とはいえ、生まれてくる子は日本人だし、いずれ日本に帰る身なので、もらった母子手帳には分かる部分だけでも転記して、保管しておきたいなと思います。
ちなみに、イギリスでは日本のような母子手帳は交付されません。病院から渡された「Book」を受診時に持参して、そこに血圧や体重等を記録してもらいます。この「Book」も出産が終わると回収され、新たに「Red Book」が渡されるそうです。