ロンドンでの通院 〜プライベート病院〜

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海外に住むうえで不安になるのが病院事情。持病があるならなおのこと心配になるはずです。

先生の英語は理解できるだろうか?
自分の症状をきちんと伝えられるだろうか?
そもそもちゃんと診てもらえるのだろうか?

私はそんな不安を抱えながら渡英しました。
英国にはGP登録(かかりつけ医)によって無料で医療サービスを受けられる国営医療制度(NHS)と、自費診療や個人が加入している保険で対応するプライベート診療とがあります。

今回は、私が通うことの多いプライベート病院の診療について投稿します。

プライベート病院のメリット・デメリット

メリット

  • 予約が比較的取りやすい
  • 自分で病院を選べる
  • 専門医の診察を受けることができる

 + 日系の病院であれば「日本語が通じる」という安心感もあります。

デメリット

  • 医療費を自己負担する場合、かなり高額となる
  • 加入保険の対象になるか事前確認が必要

プライベート病院の診療代は思った以上に高いので、自己負担の場合にはクレジットカードの利用上限を確認(もしくは多めに現金の持ち合わせておく)しておくことも必要かもしれません。

ロンドンの日系病院

ロンドンにある代表的な日系プライベート病院です。
いざという時、海外でも日本基準の医療が受けられるという大きな安心感があります。

  • ジャパングリーンメディカルセンター
    シティクリニックとアクトンクリニックの二拠点です。
    レディースクリニックもあるので女性にはとても心強いです。
    http://www.japangreen.co.uk/

  • ロンドン医療センター
    24時間365日安心の医療サービス!夜間医療サービスがあるのは心強い。
    http://www.iryo.com/

在英国日本国大使館のホームページに日系病院の情報が載っています!
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000153.html

日系プライベート病院 体験レポート

私がお世話になったのはジャパングリーンメディカルセンター(以下JGH)です。
簡単に体験レポートをまとめてみました。

内科・産婦人科・健康診断の利用でシティクリニックに行きました。

電話で受診予約

受診予約には電話が必要です。※健康診断はネット予約可能
日本語対応なので安心して発信することができます。

症状を簡単に伝えて、受診可能な時間に予約を取りました。
(クリニックが二箇所あるので通いやすいほうを選びます)
最後に、支払い方法(自己負担 or 会社請求 or 保険適用)を聞かれます。

受付(当日)

・予約時間5分前に来院
・マスク着用
 →クリニック内はマスク着用が必須です。(うっかり忘れた場合は受付でもらえます!)
・検温
 →クリニック入口にて耳で検温。
  やはり日系クリニック!2023年現在もコロナ感染予防対策はしっかり実施している印象です。
・登録情報、支払方法の確認
 →初診時には住所や電話番号等の情報を登録。
  再診の際には紙面上で登録情報を確認して署名をします。
  保険を使って支払う場合には、ここで保険証を提示するようです。

受付を済ませたら、順番が呼ばれるまで待つだけです。長時間待つ、ということはありません。

診察

日本人の先生に受診してもらえます!

内科

日本で受診するのと違いはありません。やっぱり日本語通じるのは安心〜

受診の内容によっては、オンライン診療も選択可能!
・電話で予約すると、メールでリンクが送られてくるので受診時間になったらアクセス!
・診察が終了後、受付から電話を受ける
・カード情報を口頭で伝えて決済完了!
・領収書をメールで受領
(・処方薬は後日受け取りに行きました)

直接診てもらったほうが安心感はあるけど、オンラインも手段のひとつ!

産婦人科

子宮・卵巣の疾患を調べることができる経膣超音波検査。
椅子に座ると全自動で動くのハイテクさにも驚きますが、JGHではベットに横たわって腰の下にクッションを入れるだけです。超音波をしているとき、医師と患者の間にカーテンはありません。

おピヨ
おピヨ

最初は驚いたけれど、こーゆーものだと思えばすぐに慣れるし
検査自体に支障はなし!
気になるかたは女性医師を指名すると良いかも。

薬処方

・院内薬局で薬をもらう
・処方箋を発行してもらい、街中の薬局(Boots等)で薬をもらう

受け取り方は2種類です。
JHG院内薬局に薬の在庫があれば、そのまま受け取って帰れるので楽ちん!薬剤師さんから薬の説明もあるので安心です。
薬の在庫がなく取り寄せになる場合は、自宅へ郵送してもらうか(郵送費発生)、後日受け取りに来るかになります。

院外薬局で受け取るほうが薬代は抑えられます。

会計

当日お会計があるのは、自己負担の場合のみです。
高額なので・・カード支払できるのはありがたいです。
領収書は紙 or メールでもらえます。

会社負担の場合は勤務先へ請求書が送付されるので当日のお会計はありません。
保険対応の場合、キャッシュレスサービスが適用になれば当日のお会計はないようです。

料金の目安はクリニックのHPに載っています↓
http://www.japangreen.co.uk/information/reception.html#account

私は夫の扶養に入っているので、夫の勤務先が医療費を全額負担してくれます。
そのため、プライベート病院に通院するという選択を選ぶことができました。
ありがたい・・
それがなければ、プライベートの診療代は高額すぎて通院するのは無理だったと思います。。(毎回£200以上は支払っています
会社によって規定は様々なようなので、まずは渡航前
に確認することが大事!

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まとめ

  • プライベート病院は医療サービスが整っているので安心
  • ロンドンには日系のプライベート病院が複数あり、日本基準の医療が受けられる
  • プライベート病院の場合は、高額な医療費を覚悟していくことが必要
  • 海外旅行保険で医療費がまかなえることもある
  • 日本からの海外赴任の場合は勤務先の会社が医療費を負担してくれることもある
おピヨ
おピヨ

健康ってだいじ!

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