鉄道発祥の国!イギリスの蒸気機関車

旅録 in UK
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鉄道発祥の国イギリスに来たなら、色々な保存鉄道を見たり、乗ったりしてみたい!
今回はわたしの大好きな蒸気機関車についてご紹介します。

Isle of Wight Steam Rail Way

1971年以来、ワイト島の有志によって運行されている保存鉄道。
毎日運行しているわけではないので、事前にスケジュールをチェックしておくことが大切です!

Isle of Wight(ワイト島)ってどこにある?

イギリス最大の島、ワイト島。ロンドンから一番近い島で、アクセスが良いので気軽に行けちゃいます。ロンドンからの所要時間は、電車と船で約2時間。フェリーはポーツマス港やサウサンプトン港、ライミントン港から出ています。ホバークラフトに乗ればポーツマスから10分で到着!
ワイト島へのアクセス方法はこちら

ワイト島蒸気鉄道

鉄道の駅は4つです。
・Smallbrook Junction
・Ashey
・Havenstreet
・Wootton

この鉄道のメインの駅となるHavenstreet駅から出発!約8km、1時間の鉄道旅のはじまりです。
ここの駅には博物館とギフトショップがあります。

Haven Street駅のギフトショップ&ミュージアム

駅に着いて、まずは、チケットオフィスで事前に予約していたチケットを発券してもらいました。
Havenstreetを出発し→Smallbrook JunctionWootton→またHavenstreetへと戻ってきます。※Ashey駅はリクエストに応じて停車するようです。

乗車クラスはファーストクラスとスタンダードクラスの2種類。値段の差が£8くらいだったので、ファーストクラスを利用しましたが、シートの仕様以外に大きな差はなかったので、正直スタンダードクラスでも良かったかなと思います。
座席はコンパートメント式になっていて、グループで利用できました。

座席
出発を待つ列車

ワイト島の田園風景を楽しみながら走ります。カーブに差し掛かった時に、前方の列車を撮影するのがおすすめです!

カーブに差し掛かったらシャッターチャンス!

Smallbrook JunctionとWoottonでそれぞれ約10分間停車します。停車中に下車して先頭車両の写真を撮りに行ったり、列車が連結(接続)する様子を間近で見ることができます。

進行方向を変えるために、先頭車両が切り離されて一旦前進します。横にある線路に移ったあとにバックをして最後尾まで行って、元の線路に戻ってきます。
そのあと「ガッシャン」と接続して再出発!

モクモクと煙を出して向かってくる先頭車両にワクワクします。
電車好きのお子さんも楽しめること間違いなしでしょう♪

ワイト島蒸気鉄道(Isle of Wight Steam Rail Way)
https://iwsteamrailway.co.uk/

Swanage Railway

Swanege(スワネッジ)ってどこにある?

ロンドンから南西に向かって車で約3時間。最寄りの国鉄はウェルハム(Wareham)で、ロンドン、サウサンプトン、ボーンマス、プール、ウェイマスから30分おきで運行しています。
ジュラシックコースト(Jurassic Coast)の玄関口で、夏はスワネッジビーチ(Swanage Beach)が多くの人で賑わいます。

スワネッジ鉄道 蒸気機関車

スワネッジ(Swanage station)は鉄道のターミナル駅で、ビーチからも近いです。
スワネッジへのアクセスはこちら

駅は5つです。
・Norden
・Corfe catsle
・Harmans cross
・Herston halt
・Swanage

オンラインで予約したチケットをチケットオフィスで発券してもらいます。席に空きがあれば当日購入も可能なようです。

駅構内にはギフト売り場があります。
乗車後に寄ることもできますが、出口までが一方通行になっているため駅の人に一声かけないと入れませんでした。時間に余裕をもって、乗車前に立ち寄ることをオススメします!
ガイドブックはチケットオフィスでも購入可能!

意外にも充実した品揃え!

FLYING SCOTSMAN(フライングスコッツマン)に乗車!

スワネージ鉄道を利用したのは、フライングスコッツマンに乗れることを知ったから!
(・・・というわけで、通常運転の蒸気機関車についてはご紹介ができません。ごめんなさい。)

フライングスコッツマン
ロンドンとエディンバラをつなぐ急行列車の愛称。開通当時は、約600kmの距離を10時間半かけて走行していたそう!
>フライングスコッツマンの歴史
A3形のフライングスコッツマンは「機関車トーマス」シリーズでゴードンのお兄さんとして登場!

2023年は記念すべき100years!就航100周年を迎えるということで、各地で色々なイベントが行われています。現在、フライングスコッツマンを所有している国立鉄道博物館について調べている時に、100周年イベントが開催されていることを知りました。

※国立鉄道博物館はヨーク(York)にあります!

▲国立鉄道博物館に関する投稿はこちら!
出発を待つ列車

2022年10月23日〜2023年11月6日の間で開催されるイベントの様子です。
数日間限定で、実際にフライングスコッツマン(A3形)に乗車することができました。

↑Buffe Car(スタンダードクラス)の内装です。
↓先頭のPullman Observation Carは豪華、優雅!

Swanage⇄Nordenの往復で約1時間。Nordenの駅では、一時停車中に下車をして、列車が接続する様子を間近で見ることができました。

途中に通過したコーフ城(Corfe Castle)が存在感抜群!
Corfe Castle駅には鉄道ミュージアムがあり、近くの村も可愛らしく、じっくり時間をかけて回りたくなる場所でした。

まさかフライングスコッツマンに乗れるとは思っていなかったので、とても貴重な体験でした!

スワネッジ鉄道(Swanage Railway)
https://www.swanagerailway.co.uk/

おピヨ
おピヨ

蒸気機関車めぐりもイギリスの楽しみ方のひとつ♪
最後までお読みいただきありがとうございました!

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